今月は珍しく2回目の更新です。(^-^;
不動産屋はこれから３月に向かって１番忙しい繁忙期に入ってくるのでいつも以上にバタバタしてきます。
最近は、ウィークリーマンション事業の忙しさに加えて賃貸情報の問い合わせも多くなってきました。
アパートも決まりだしてますし、３月で退去するという連絡も来ているので新しい物件情報を載せたり退去の立会いや修理や清掃業者の手配、新規募集、契約書作成など、やる事が結構あるんです。
また新春という事で、テナントの問い合わせも多く新規事業を考えている方からも沢山の問い合わせをいただいています。
特に学園西大通り沿いの洞峰公園前テナントや松代テナントなどはつくばの中心街という事で毎日のように資料の送付や案内希望の連絡が入ります。
また入居が多い分、今までの契約更新も多いので日常業務がこの時期に集中します。
電話がつながりにくい、メールの返信が遅くなるのは他のお客さんからも問い合わせが非常に多いのが原因になりますので、気長にお待ちいただければと思います。
そんな感じで、来月までは、何もできないと思いますが業務が止まらないようにみんなで協力してやっていきたいと思います。
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自分も40代に入り、20年以上この業界にいると自分の立ち位置に疑問を持つことがあります。
その悩みを先日、父に相談しました。
私「昔さぁ、親父は20歳で仕事を始めて60で仕事を辞めるとしたら、40才が折り返しだからそこからは無理をしないで、借金も大きくしないつもりでやってきたって言ってたじゃない？」
父「そうだよ。」
私「若い人も取らずにやってた。って言ってたもんね。」
父「もし仕事を辞めるとなったら、これから転職してもらうって言ったら大変だから正社員は簡単には取れなかったよね。」
私「俺も40超えて、ずっと走ってきて思うんだけれどもこれから先を考えた時に、最後は
1,会社を子供に残す（子供が継ぐ） 2,会社を閉じる 3,会社を売る
という3択しかないと思うんだけれど。
1,の子供が継ぐかどうかは、子供のやる気や子供の素質にもよるから今からは期待はできないじゃない？
そうなると20年先に会社を閉じるとすると、これから拡大していくと閉じるときには大きければ、より大変になるだけじゃないか・・・と思うんだ。」
「会社を売るというのも今からできるだけ高く売りたいから、会社をもっと大きくするというのは意欲がわかないし。20年以上、仕事してきてお金の為にさらに会社を大きくするというのは・・・・・どうなんだろう。ピンとこない。」
「そして、拡大すれば今よりも大変になって、忙しくなって、規模が大きい分、やる事も増えて。そこまでして沢山のお金をもらっても・・・しょうがないと思うんだよ。」
父「そうだなぁ、子供が継ぐかどうかは才能もあるし、合う合わないもあるからなぁ・・・。でも、お客さんに喜ばれて社会に必要とされているなら・・・やるしかないんじゃないか！？」
父「俺だって、仕事をこれ以上やる必要がなくても、子供の将来の為に投資したり、これからの世代の為に役立つことをやるしかないって、体に鞭打ってやってるよ。」
父「最近は○○の土地にあらたに開発許可申請だすかなぁ、今度はあの場所に建物作ろうかって、世の中の為にいつも考えてるよ。」
父「それに会社の平均寿命は人生よりも短いし、何代も続くこと自体、すごい事だと思うよ。」
私「うーん。今の大変な状況で経営がやっていけるのはありがたいけれど、20年先を考えた時に店を閉めるかどうかは別として、今現在、社会に必要とされていて、お客さんに支持されているうちはそれを広げるのが使命なのかなぁ・・・。」
私「使命にしたがって、仕事をしていくのが正しい経営なんだろうね・・・。」
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この問題は自営業あるあるだと思ったので、まわりの社長さんはどう考えてるのかを知りたくて、先日電気業の社長さんにも相談しました。
この社長さんも電気屋さん2代目、かつ年も10歳近く離れているので同じ悩みを通過してきたのでは！？と思ったんです。（年齢的にも将来を先取りしてくれているので、どのように考えてるのか参考にしたかった。）
電「細田さん、お客さんは○○さんだから仕事を頼んでる。って言ってくれるけれど実際は他にも会社はいっぱいあるから、自分たちが将来店を閉めてもそんなに困らないよ。」
細「そうですか？お客さんだって困るんじゃないんですか？じゃー、社長は将来、子供に電気屋を継がせないんですか？」
電「継がせないよ。」
電「息子も就職したけれど、今は就職先のサポートが本当に手厚いから、息子は安定して給料がもらえる会社で取った資格を使って安定して稼いだ方がいいと思うんだよね。」
細「えー、もったいなくないですか？おじいさんの代からのお客さんもいるのに・・・。」
電「嫁さんも言ってるけど、息子はおとなしいから自営にはあまり向かないんじゃないかって。自営業は敵も多いし、戦わないといけないときもあるでしょ。そういう事をできるタイプなのか、一緒に生活してればわかるじゃない！？つらい事、苦しい事、嫌な事も乗り越えて自営をするよりも、安定した就職先で仕事をして、給与をしっかりもらえるならその方がいいんじゃないかって。」
細「まぁ、息子さんも同じ電気業をしているという事で、おじいさんの意思も継いでいるという意味では、電気業としてはつながっているってことですもんね。」
電「だから、最後は閉めるしかないよ。自分たちの生活の為に仕事できたんだから、それ以上は望めないよね。」
細「・・・・・。」
確かに。と思う事もありながら
客観的には継いでほしいなぁ・・・。
と納得できなかったり。
やはり、お子さんの適性もあるし無理に継がせるのは、令和の時代には合わないか・・・。
子供には子供の人生もありますしね。
子供にとっても会社規模をもっと大きくできるなら仕事も楽しいと思うんですが、その適性がなければ普通に就職した方が幸せな可能性も十分あります。
父からのバトンを受けて、自分はとにかく走ってきたので、正直次につなげたい気持ちもあります。
ただ、それよりも1人の親としては子供の幸せが一番大事。
子供の人生は子どもの選択に任せたいですよね・・・。
これからどうなるかは、まだ分かりません。
あと20年は私も仕事ができるので、そこまで続ける事が第一優先でもあります。
仕事は自分の代で終わる覚悟を持って、もしかしたら誰かに売るかもしれないけれども
世の中に支えてもらっている、必要とされているうちは事業を伸ばしていけるように頑張りたいと思います。
そういう感覚を、本気で悩めるのも自営業を本気でやっているから。
嬉しい悩みなのかもしれないですね・・・。
人は一代、名は末代
自分ができる事をまず一生懸命やって、いつか自分が死んでしまっても社会に役に立つ仕事をし続けていれば誰かが見ていてくれる。
それ以上の未来を望んでもしょうがないです。
最近はＭ＆Ａの会社のＣＭも沢山やっていますが、これは日本の中小企業経営者がみんな持っている悩みだと思います。
同じ立場の人間として、いい会社が後継者不足でなくなるのは、寂しいです。
経営は数字なので、引き継げるようにしたいなら利益をしっかり出せる経営体質にしておく必要があります。
強い会社であれば
誰もが欲しがる=継続できる可能性が高まる。
将来のヴィジョンを見て体制を整え、人が集まる環境を作り。
差別化して、他社ではできない仕事を追求して改良する。
その結果、しっかり利益を出す。
それが、経営の第一段階です。
逆にまだ20年あるので、チャンスがあればホテルやビジネスホテルがあれば買っていきたいです。
ＰＳ.ホソダ興産の社長インタビューまたは感動の実話ストーリー（経営理念）も是非みて下さいね♪
お問い合わせは ホソダ興産まで
住所：茨城県つくば市二ノ宮2-12-17
電話：0120-500-887（携帯ＯＫ）
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又、コメントもお気軽によろしくです。
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父「そうだよ。」
私「若い人も取らずにやってた。って言ってたもんね。」
父「もし仕事を辞めるとなったら、これから転職してもらうって言ったら大変だから正社員は簡単には取れなかったよね。」
私「俺も40超えて、ずっと走ってきて思うんだけれどもこれから先を考えた時に、最後は
1,会社を子供に残す（子供が継ぐ） 2,会社を閉じる 3,会社を売る
という3択しかないと思うんだけれど。
1,の子供が継ぐかどうかは、子供のやる気や子供の素質にもよるから今からは期待はできないじゃない？
そうなると20年先に会社を閉じるとすると、これから拡大していくと閉じるときには大きければ、より大変になるだけじゃないか・・・と思うんだ。」
「会社を売るというのも今からできるだけ高く売りたいから、会社をもっと大きくするというのは意欲がわかないし。20年以上、仕事してきてお金の為にさらに会社を大きくするというのは・・・・・どうなんだろう。ピンとこない。」
「そして、拡大すれば今よりも大変になって、忙しくなって、規模が大きい分、やる事も増えて。そこまでして沢山のお金をもらっても・・・しょうがないと思うんだよ。」
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細「そうですか？お客さんだって困るんじゃないんですか？じゃー、社長は将来、子供に電気屋を継がせないんですか？」
電「継がせないよ。」
電「息子も就職したけれど、今は就職先のサポートが本当に手厚いから、息子は安定して給料がもらえる会社で取った資格を使って安定して稼いだ方がいいと思うんだよね。」
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細「まぁ、息子さんも同じ電気業をしているという事で、おじいさんの意思も継いでいるという意味では、電気業としてはつながっているってことですもんね。」
電「だから、最後は閉めるしかないよ。自分たちの生活の為に仕事できたんだから、それ以上は望めないよね。」
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子供にとっても会社規模をもっと大きくできるなら仕事も楽しいと思うんですが、その適性がなければ普通に就職した方が幸せな可能性も十分あります。
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ただ、それよりも1人の親としては子供の幸せが一番大事。
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これからどうなるかは、まだ分かりません。
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コメント
コメント一覧
経営者は常に戦いですし、戦いに勝って財を残すことは素晴らしい事かもしれませんが、雇われたとしても安定的に人生が過ごせれば、それでいいんじゃないかな。
息子には小さい頃から商売を教えられなかった
私には継がせる自信はありません。
細田さんも私同様、創業者から商売を小さい時から叩きこまれたでしょう。
でも、これからの時代は商売としての気合いと根性だけでは務まらないと思います。
経営に対する知識や資格も必要です。
学歴もなんだかんだ無くてはならない世の中かもしれ
ません。
二代目田舎社長さん
コメントありがとうございます。
時代が変わって、人口減少、市場縮小の中で「明るい未来が必ずあるから自営を継いでみないか。」と自信を持って伝えられる親なんて誰も居ないですよ。
子供と強い縁があれば私生活を超えてつながるでしょうし、なければないで子供の思った人生に沿って生きる事になるんだと思います。
家業を継いだことによって、距離が近くなりすぎて逆に親と縁を切ったという話も聞いたことがありますし、家業を継ぐのが絶対的に正しいとも思いません。
最終的に、会社を継がせたいと思うのは親のエゴだと思いますよ。
チャンスがあれば、興味があれば、タイミングが合えば、つながるくらいで考えるのがいかもしれませんね。